こんにちは! 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。
今回は「夜の塩釜うまいもの通信」です。
今回の「うまいもの」は焼き肉です。焼き肉好きの方は必見です!
本塩釜駅前の宙船ホルモン嫌いの人にも受入れられたお店!
こんばんは。
夜の塩釜うまいもの通信、担当の竹田です。
緑が萌える季節になり、夜の街を歩いても堪えなくなりましたね。
今回、訪れたお店は尾島町の「宙船」。焼き肉、ホルモンのお店です。

尾島町といっても、本塩釜駅の目の前ですし、大通り沿いに面したところなので、昼夜問わず、目にした方も多いのでは。
お店は座敷が2つ、テーブル席が4つ。各テーブルに七輪を置いてくれるスタイル。
そうすると気になるのがニオイですが、各テーブルの上に煙を吸い上げてくれるダクトが設置してますから、帰宅してから服が煙臭くなる、ということもありません。
おシャレな服も気になりません。

正肉もですけど、メインはホルモン。定番のラインナップですが、質は高いです。
「ホルモン屋で食べたけど、ホルモンは美味しくない」と言い切る知人数名を騙すようにして連れていったのですが、全員が「これがホルモンなのか?」と目を丸くするほど。
それだけでも、店のこだわりが感じられます。
聞けば「絶対に美味しくない物は出したくない」とのこと。

「いやいや、そんなのどこも同じこと言うでしょう」って?
もちろん、どのお店も材料を吟味してるでしょうから、変なものは出さないでしょう。
でも、こちらの御主人は「自分が客だったら食べたくないな」と思ったものをオーダーされると「今日のは美味しくないから、食べない方がいい」とお断りするんだそうです。

自分が選んだ素材を最高の状態で食べてもらう、という強いポリシーがあるからこそ、ホルモン嫌いの知人たちにも受入れられたのだと思います。
お店によっては「ちょっと古いので半額で…」など値引きする場合もありますからね。
それをせずに「良い物しか出しません」と言い切るのは、自信があるのでしょう。
個人的には、そういうお店、大歓迎です。

そして変わり種のメニューも。
宙船スープ。これで92円。税込なら100円。

ほかのスープもあるのに…みんな、こっちに流れるじゃないですか(笑)。
こちらは、日替わりというか、その日ある材料でつくるものなのだそうです。
だからといって「おまけ」「ついで」感は、まったくない。
五臓六腑に染みわたります。
変わっているといえば、冷麺も。
冷麺なんて何処も一緒、麺が多少違うとか、辛さが選べるくらいでしょう?
正直、私もそう思っていました。
が、食べてみてビックリ。
写真を見てもらえれば分かるよう、ワサビがついていたり、辛みも大して多くない。
スープもちょっと違う。
全体的にアレンジしているんだけど、トータルでは「冷麺」の枠を外さない。
「冷麺といってもウチのは…」といった回りくどい説明もない。
うまく説明できませんけど、例えるなら、ガンダム。
いろいろなガンダムが作られ、最初のガンダムとは関連性がない作品もあるけど、ちゃんとガンダムになっている。
あんな感じです…女子のみなさんは、分かりづらいですよね(笑)。

ところで、宙船。
お店の名前の由来は、と聞くと「中島みゆき」だそうです。
おまえが消えて喜ぶ者におまえのオールをまかせるな。
あの名曲ですね。
由来はご主人に直接聞いてみてください。
なかなか深い感じの理由があるようです。
ご主人は、どのお客さんにも、外までお見送りしてくれます。
おそらく「また、食べに来たい」と思ってもらえるはずです。

店名 | 宙船 |
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住所 | 〒985-0021 宮城県塩竈市尾島町28−4 |
電話番号 | 022-355-8546 |
営業時間 | 18:00~23:30 |
定休日 | 月曜日 |
(竹田への記事執筆依頼はこちらから)
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